「金属を水溶液に溶かす問題が分からない!」グラフの問題が解けない!」という中学受験生の方へ
たしかに…「金属と水溶液を反応させて発生する気体」や「実験後に残る個体」などは難しいですね!中学受験の理科で一番難しい分野の一つで、なんと高校受験より難しい!くらいです。
ですが…このタイプは入試で出題されることが多いんです。だから志望校に合格するには、他の受験生と同じくらいには出来るようになっておきたい。
「そう言われても…やっぱり難しいし、どう勉強していいか分からない!」という人も多いでしょう…
でも大丈夫ですよ!実は、この問題のパターンはそんなに多くありません。中でも「塩酸とアルミの反応」を得意にすれば、他のパターンもほとんど解けてしまいます。
ですから、苦手な人は5年の終わりまでに「塩酸とアルミの反応」から「アルミに塩酸を加える」「塩酸にアルミを加える」の2パターンをマスターして、6年生の夏休みの終わりまでに「水酸化ナトリウムとアルミの反応」(からも2パターン)をマスターすれば入試問題で受験者平均を下回ることはありません。
合計4パターンを6年の夏までにマスターするなら、できそうな気がしてきましたよね?
この記事では東大卒講師歴20年の図解講師「そうちゃ」が金属と水溶液の反応の基本から入試問題レベルの応用問題まで解き方をわかりやすく説明します
記事を読んで例題がスラスラ解けるようになれば、金属と水溶液の問題が苦手ではなくなっているでしょう♪
目次(クリックでジャンプ)
反応の仕組みを理解
アルミと塩酸
発生気体
発生する気体は水素。
この水素はアルミではなく塩酸から生じたもの
反応の仕組み
塩酸=「塩化水素」は「塩素」「水素」という2つの物質が合わさったもの(化合物)です。
これに「アルミ」を入れると
「塩素」は「水素」から離れて「アルミ」とくっつき「塩化アルミニウム」になる
一人にされた「水素」は気体となって発生してくる。
((図))
小まとめ
アルミと水酸化ナトリウム
鉄と塩酸
完全反応比
過不足なく反応している場合を「完全反応」と呼びましょう。
そして「完全反応」する場合の2つの物質の比を「完全反応比」と呼びましょう。
これは問題によって全然違います。
問題を解く時はまず「完全反応比」を求めます。
アルミ←塩酸
一定量のアルミをいくつか用意して、塩酸をかける量を変える。
①発生する気体の量と②実験後に水を蒸発させた時に残る個体の重さを記録する
気体発生の様子
変化
グラフの様子
残存個体の様子
完全反応時
完全反応前
完全反応後
表にまとめるとこうなります。
((図))
グラフの様子
塩酸←アルミ
一定量の塩酸をいくつか用意して、塩酸の中に入れるアルミの量を変える。
①発生する気体の量と②実験後に水を蒸発させた時に残る個体の重さを記録する
気体発生の様子
変化
グラフの様子
残存個体の様子
完全反応時
完全反応前
完全反応後
表にまとめるとこうなります。
((図))
グラフの様子
アルミ←水酸化ナトリウム
水酸化ナトリウム←アルミ
鉄←塩酸
塩酸←鉄
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