中学高校受験】歴史の学習と復習に年表プリント!【無料ダウンロード

◆理科・社会

中学・高校受験生の方、歴史で点数をとるために「とにかくがんばって暗記するしかない!」と思っているかもしれませんが、歴史には覚え方のコツがあり、コツを知らないまま努力しても点数はなかなか上がらないのです。
この記事では、東大卒講師歴20年の図解講師「そうちゃ」が無料の年表プリントを使った学習法をお伝えします。記事を読んでプリントを使えば点数アップは間違いなしです。

歴史学習(記憶)に必要な「棚」

頭の中に棚を作る

テストで点を取るための学習では、物事をただ記憶するだけでなく、思い出せないと意味がありません。

これは洋服や文房具を買ってきても使う時にサッと取り出せないと意味がないのと同じです。

洋服や文房具をサッと取り出せるためには、買ってきたら「棚」や「引き出し」に分類整理して収納するのが必要です。

同じように、物事を記憶する時にもに分類整理して頭に入れることが必要です。私はこれを「頭の中に棚を作る」と呼んでいます。

歴史の「棚」

歴史の知識はその意味内容だけでなく「何時代の知識なのか」を覚えていないと、テストで答えることができません。

実際、講師歴20年の私の経験では「歴史が苦手」という生徒の99%が時代名を正確に言えませんでした。そして時代を覚えさせた後は知識が徐々に定着していきました。

つまり、歴史の場合は「時代名」で知識を整理して頭の中に入れると取り出しやすいのです。

そして、歴史学習で使われる時代名で区切られたあるものをあなたも知っていると思います。

それは「年表」ですね。

年表は左から右(または上から下)へ知識が並べられています。これを横方向に区切られた「棚」だと思って下さい。

横方法の棚が「時代名」なら、縦方向の「棚」は「政治」「経済」「文化」などの分野になります。

したがって、歴史の知識(たいてい2個1セット)を理解・記憶したら、年表をイメージしてそれが何時代の何の分野なのかをしっかり意識するのが定着のコツになります(時代ごとの単元学習ではあまり意識できません)。

年表プリント

歴史が苦手な生徒さんのために、時代を横・分野を縦の棚にして中学高校入試で必要な知識を整理分類できるプリントを作成しました。

今から歴史を学習する人は単元学習が進んだら、このプリントで頭の中の知識を整理して、サッと取り出せるようにしておきましょう。

歴史の学習が一通り終わった人は、このプリントを使って知識を整理分類しながら取り出す練習をして下さい。そうすればテストでも迷わず答えることができるでしょう。

使い方は下で詳しく説明します。

図1:歴史年表プリント

令和がありません…

著作権は放棄しておりません。無断引用転載はご遠慮下さい。

年表プリントを使う準備

時代名を「暗記」する

歴史学習では時代名が重要なので、時代名を順番通り言えることが最低条件になります。

もちろんまだ習っていないので、原始(国ができるまで)→古代(天皇と貴族の時代)→中世(武士の時代)→近世(江戸時代)→近代(ちょっと昔)→現代(今)のイメージだけ教わったら「暗記」することになります。

「きゅうせっき・じょうもん・やよい」「こふん・あすか・なら・きょうと」「かまくら・むろまち」「あずちももやま・えど」「めいじ・たいしょう・しょうわ」「へいせい・れいわ」と大きな時代区分ごとのセットで唱えるとよいでしょう

時代ごとの学習を行う

これは教科書・参考書・塾のテキストと講義で理解・記憶して下さい。

爽茶そうちゃ
管理人のおすすめ♪
●小4・小5の方には「トレーニングシリーズ」(Sapix)
●小6の方には「メモリーチェック」(日能研)

写真やイラストなどの情報が思い出す手がかりになります。

また漢字が読める書けるように目と耳・手と口をフルに活用して理解・記憶します。

はじめはクイズのように2個の知識を1セットで覚えれば十分です。

「邪馬台国」⇄「卑弥呼」という感じです。

一通り理解できたら、問題集や塾のテキストの練習問題で知識の定着を確認します。

これを数単元進めます。その間も「時代名」だけは暗記暗唱を続けて体に染み込ませておきます。

年表プリントを使う

単元学習が進んだら復習プリントを使います。弥生時代まで学習した想定で、プリントを見ながら説明します。

プリントは同じものを3~4枚用意します。

時代名と時代の特徴

順番にワンセットで記憶する。

時代名が全部暗証できるのを確認したら、まず時代名と時代の特徴を結びつけます。

やり方は「時代名・特徴」をワンセットにして順番に唱えていきます。

最初の旧石器時代と縄文時代は空欄なので「なし」にして、「旧石器・なし」「縄文・なし」「弥生・ムラクニ邪馬台国」と、学習した内容をイメージしながら唱えます。

「なし」が2つになっていて間が抜けていますが(汗)時代が進むと「古墳・大和朝廷豪族連合」「飛鳥・天皇中心・大化改新・律令政治」…と複雑になってきます。

はじめは、暗唱できなくてもプリントの各時代ごとの「特徴」だけをチェックペンで潰しておき、周りの知識を参照して「特徴」が言えればOKとします。(このチェック済みのプリントをAとしておきます)

同時代の他の用語

この時、タテ方向に視線を動かすと関連知識が並んでいます(「天皇中心」の下に「聖徳太子」「十七条憲法」「法隆寺」が見える)。これらがセットになっていること自体が重要な情報であり、次の作業の準備にもなっています。

時代名と人名

次に、時代名の次に中心人物を続けて暗証します。時代の特徴よりはコチラの方が簡単でしょう。

「旧石器・なし」「縄文・なし」「弥生・卑弥呼」という感じです。

これも先に進むと一つの時代に複数の人物が書いてあって覚えるのが少し面倒です。

個数を覚える

ここで注目してほしいのが、時代の特徴と人物名がほぼセットになっていることです。

飛鳥時代なら「天皇中心→聖徳太子」「大化の改新→天智天皇」「律令政治→天武天皇」となっています。

したがって、「飛鳥時代は3人いたな」とか「平安時代は特徴が4つあったな」という風に時代にいくつの特徴(中心人物)があるかを覚えておくと楽に覚えられます。

これに関しても、最初は中心人物だけをチェックペンでつぶして、周りの語句から人物名を全て言えればOKです。(このプリントをBとします)

受験生は当然全部暗唱出来るようにして下さい。

文化

文化史は必ず出題されます。そして「土偶と埴輪(はにわ)どっちが何時代だっけ?」と紛らわしいことが多いですね。

まず時代と文化の名前を結びつけます。

「飛鳥・飛鳥白鳳」「奈良・天平」「平安・初期国風末期」など時代名と異なるものがポイントです。

つぶし方のコツ

文化名を覚えたら、プリントの文化の語句をチェックペンでつぶして全部言えるようにします。チェックペンでつぶす際は「遺跡」「古墳」のような一般名詞の部分は残しておきます(そうしないと訳が分からなくなる(汗))。

文化の語句は「作者(作品名)」のように2つの語句が1セットになっている場合があるので、その場合は1つだけをつぶします(人名をつぶすのがオススメ)。

また語句には文化のジャンル別の記号がつけてあるので、これをヒントに答えられればOKです。

(文化をつぶしたこのプリントはCとしておきます)

外交

入試でよく出題されるにも関わらず苦手な人が多いのが外交史です。これらも時代と結びつけて覚えていきます。

時代ごとに一通り学習して「聖徳太子が遣隋使を送った」ような知識が頭に入っているはずなので、まず「外交」の語句のうち記憶しているものはチェックペンでつぶしてしまいます。

王朝名を言えるように

その上で、時代と中国の王朝名を結びつけて覚えます。

小学生は殷周秦は省略して、漢から始めます。「旧石器・なし」「縄文・なし」「弥生・漢三国」「古墳・南北朝」「飛鳥・隋唐」という感じです。

中国の王朝名が言えるようになったら、朝鮮の王朝名も言えるようにしましょう。

外国の王朝にもいくつか人名が書いてあるのでチェックペンでつぶして王朝名とセットで覚えます。(最初につぶしたプリントAを使って良いでしょう。外国外交を覚える時は時代の特徴は隠す必要はありません)

中国・朝鮮の王朝名が言えるようになったら、外交の用語も全部言える(書ける)まで反復学習します。

戦争など

戦乱名も必ず出題されます。これらは時代と「セット」にするのは難しいです。

そこで、戦乱名だけをチェックペンでつぶして、まわりの情報から戦乱名を言えればOKです。

例えば「天智天皇」と「天武天皇」の間にある戦乱→「壬申の乱」、「摂関政治」の頃の戦乱→「平将門」や、「安土桃山時代」と「江戸時代」の区切りにある戦乱→「関ヶ原」という具合です。

このように関連事項とセットで覚えると、後で色々役立ちます(記述問題への対応など)

戦乱は外国との間の戦争もチェックペンでつぶして覚えて下さい。

また「十七条憲法」「大宝律令」などの法制度もチェックペンでつぶして一緒に覚えても良いでしょう。(このプリントをDとします)

社会・経済

ここは理解が難しい分野です。

年表では「公地公民→荘園発生→荘園発達」のように横方向に矢印が書いてあります。

これを手がかりに「変化」を意識すると物語として覚えやすくなります。

時代の特徴・外国外交をチェックペンでつぶしたプリントAを利用しても良いでしょう。

年表プリントを拡張する

さて、プリントにある事項を完璧に覚えれば中学高校入試の7割くらいの語句はカバーできていますが、もっと細かい知識も覚えたいという人もいるでしょう。

その時は、その知識が何時代の何分野についてなのか、またはプリント上のどの語句の関連事項なのかを考えてプリントに書き込んで下さい。

例えば「国分寺」は奈良時代の法制度または「聖武天皇」の関連事項なので、「東大寺大仏」のとなりにでも書きこみ、「壇ノ浦の戦い」なら「源平合戦」「源義経」のとなりに書き込みます。

そうやって自分オリジナルの年表プリントを作れば完璧ですね!

中学受験でお悩みの方へ

爽茶そうちゃ
いつもお子さんのためにがんばっていただき、ありがとうございます。
受験に関する悩みはつきませんね。
「中学受験と高校受験とどちらがいいの?」「塾の選び方は?」「途中から塾に入っても大丈夫?」「塾の成績・クラスが下がった…」「志望校の過去問が出来ない…」など

もしかしたら、自分だけで悩んでいると煮詰まってしまい、事態が改善できないかもしれません。講師経験20年の「そうちゃ」に相談してみませんか?ツイッターメールでの無料相談を受け付けているので、ご利用下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございました♪この記事があなたの役に立てたなら嬉しいです!
タイトルとURLをコピーしました