暗記と復習に】オススメ参考書「メモリーチェック(社会)」コアプラスとの比較も

「社会の全範囲を復習・暗記したいけど、何をやったらいいの?」とお悩みの中学受験生の方へ。

確かに入試は全範囲から出題されるので全範囲を見直すのは必要です。

しかし今まで使った何冊ものテキストをひっくり返して復習するのは時間と手間がかかり過ぎますね…

そこで受験学年になったら、復習用のテキストを1冊は準備して摸試をペースメーカーにして復習・まとめを行うのを勧めます。

この記事では、定評あるテキスト「メモリーチェック社会」を題材に、東大卒講師歴20年の図解講師「そうちゃ」が社会の復習の方法を紹介します。特に「公民を復習したい」人にはオススメです。

この記事を参考にして成績アップと志望校合格を実現して下さい♪

歴史の点数を上げたい中学受験生・保護者の方へ

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問題集と参考書が一つに♪

「メモリチェック社会」は、一つの単元について左右見開き2ページで1セットになっています。

左ページは「要点のまとめ」になっていて、その名の通り基本事項が図や表でまとめられています。右ページは「ポイント・チェック問題」で基本事項の確認テストができます。」

メモチェ社会の基本構成
左ページ
要点のまとめ
右ページ

ポイントチェック問題
左ページが参考書で右ページが問題集

つまり、左ページが参考書で右ページが問題集になっている感じです。

これ1冊で参考書と問題集の2冊分の学習ができるのですね。

社会の全範囲をこれ1冊で

地歴公を一冊でカバー

メモリチェックの目次

こんな感じ

5年生までの「単元学習」の時は、その時々の使用テキストを参照して学習すればOKかもしれません。

しかし、6年になり過去問などの「総合学習」を始めるとそれまで使ったテキスト全部をひっくり返しながら調べないといけなくなります。

そこで「メモリチェック」一冊をそばに置けば、すぐに調べて記憶を活性化し定着し直すことができます。

特に公民の学習にはオススメ

もちろん、5年時までに使っていた他のまとめ本を引き続き使うのはアリです。当ブログでも参考記事「サピックスの地理・歴史のトレーニングシリーズ」で紹介しています。

しかし、公民に関しては事情が異なります。6年から学習する塾が多く総合学習の時期と重なってしまうせいか、地理歴史のようなまとめ教材が公民には見当たらないのです(以前は学研から「暗記の天才」が出ていたのですが…)。

そこで「メモリチェック」を公民のまとめと暗記に使うことをすすめます。

「コアプラス」との比較

メモリーチェック(メモチェ)と似た目的の教材に、サピックスさんから出ている「コアプラス」(コアプ)があります。

どちらを買ったらよいの?という方へ、簡単に比較して向き不向きを書いてみましょう

コアプラスはいわゆる「一問一答」型のテキストです

コアプラス社会

左の問題を見て
右の解答を答えるスタイル

メモチェとコアプとの違いは3つです。

➊メモチェは基本的でコアプはやや応用的。
➋メモチェには演習ページがあるがコアプにはない。
❸メモチェは暗記チェックに加工が必要だが、コアプはすぐできる

したがって、以下の条件にあたる場合は「メモチェ」をおすすめします。

メモチェがおすすめの人

●まだ単元学習中または学習後未定着で基本知識が怪しい

●「問題慣れ」「テスト慣れ」をしておらず「書く」「解く」ことが必要

●難関校を第一志望にしていない

●公民分野を先取り学習したい

●加工する余裕がある

●情報を書き込み・集約したい

実際のところは、小6以前からメモチェを使い、小6の秋以降にダメ押しでコアプで総復習という組合せが「万全」です。

使い方には注意!!

ダメな使い方…

私の経験上では、単に「メモリチェックを学習しなさい」と指示すると、お子さんは「左ページを見ながら右ページを解く」ことが多いです。

確かにそのやり方でも「勉強した」という形はできるし、本人も勉強した気になります。しかし、後で同じ範囲を確認テストしてみると余り覚えていない事が多いのです。

つまり、このやり方は記憶が定着しない非効率的な学習なのです。

正しい使い方

記憶

まず制限時間(5~10分)を決めて左ページを読み覚える努力をします。

演習

時間が来たら左ページを隠して右ページを解き、答え合わせをします。(この時解くのは右ページ全部でなくても構いません)

間違えたものには鉛筆で「X」をつけます。次回は「X」だけ解くと時間を節約できます。

この際、解答を(赤シートで隠れる)ピンク色やオレンジ色のペンで右ページに書き込んでしまいます。次回演習時に解答を見る手間を省くためです。

フィードバック

ここからが「本番」です。

まず間違えた事項を左ページから探してチェックペンでつぶします

次に周囲を読んで、覚えた自信がないところもチェックペンでつぶします。

さらに、覚えておきたい知識などはピンクやオレンジのペンで書き込みます。

左ページへの書き込み

赤いフリクションで
地名を補助的に書き込んでいる

これで「自分専用の暗記教材」ができました

このように左ページ全体を「自分専用の暗記教材」化しておけば、摸試やテストの前に見直すだけで得点アップが出来ますよ!

学習計画の立て方

春休み・夏休みなどの休暇期間や、6年の夏休み以降の総復習期間などに本書を使った復習をする際は、きちんと計画(ペース表)を使って学習しないと「結局終わらなかった」となりがちです。

そこで実践的なペースの立て方を紹介します。

((2020.2.24記事作成中))

購入はこちらから

時間がない!人へ

入試にはこの本くらいの知識量が最低限必要なので、入試直前にはマスターしてほしいのですが、

6年になって学習を始めたり、摸試がすぐ後に控えている人はもっと知識を絞った方が良いかもしれません。

そのような方におすすめの教材はこちらです(メモチェ等と併用する形になります)

社会だけでなく理科も!

入試は総合点で勝負するので苦手科目があると厳しく、四科目が平均して出来るのが望ましいです。

理科も半分以上は知識問題なので社会と同じように学習してください。こちらの記事「メモリチェック理科の使い方」で解説しています。

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2023年度生徒さん募集

2023年度の生徒さんの募集を開始しました(対面授業の一次募集)

東武野田線・伊勢崎線沿線・京浜東北線沿線にお住まいの新5年生で予習シリーズベースのカリキュラムの塾に通っている方が対象です。

詳しくはコチラのページを御覧下さい

お知らせ

新4年生の方を対象に学習相談/授業を実施します(サピックス新越谷校・南浦和校・大宮校の方が対象。締め切り2/1)。応募はコチラから

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爽茶そうちゃ
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また、自分だけで悩んでいると煮詰まってしまい、事態が改善できないかもしれません。講師経験20年の「そうちゃ」に相談してみませんか?対面/オンラインの学習相談/コンサルを受け付けているので、ご利用下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございました♪この記事があなたの役に立てたなら嬉しいです!

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