説明文の「流れ」とは?それを鍛えるトレーニング(授業)法

このツイートをまとめた

歴史の点数を上げたい中学受験生・保護者の方へ

年表・年号・地図・書き取りテストなど400枚のプリントがセットになった歴史教材で模試入試対策♪ 興味がある方はコチラ

「流れ」とは

「文章の流れ」=今までに読んだ全部の!段落の要点をつなげてまとめたもの

「流れ」を考えることで二つの利点があります。

「流れ」の利点

①現段落の要点把握
前段落までの流れから現段落の要点を
予測的して把握できる

②前段落の要点類推
現段落までの流れから前段落の要点を
補完的に類推できる

利点①現段落の要点把握
今読んだ段落だけでなく、それまでの「流れ」を合わせて考えることで、段落の要点をきちんとつかめたかが分かる。

利点②前段落の要点把握
前段落の内容が分からなかった場合も、流れのすき間を埋めるように考えると分かることがある。

このように「流れ」を意識することで「構造」も把握できて、文章を分析的に理解することができるようになる。

「説明文の構造(QBAab)って何?」という人は、まず関連記事「説明文の読解公式」を読んで説明文の読み方を理解して下さい。

流れの感覚を鍛える

最初の段落

段落を黙読させた後、問題用紙を伏せて「何が書いてあった?」と質問

言えなかったら10秒だけ見るのを許し、また伏せて質問

うまくまとめられないならヘルプ 要点がまとまったら、暗唱させる

二番目の段落

次の段落を黙読後は「前の(!)段落に何が書いてあった?」と質問。

言えなかったら思い出させ、続け様に「じゃあ今の段落には何が書いてあった?」と質問

問題文を見せたりヘルプして今段落をまとめたら、前段落と今段落の要点を連続で暗唱させる

これで短いながらも「流れ」をつかんだことになる

三番目以降

三番目の段落黙読後も同様に
「一段落と二段落の要点を連続で」
「三段落の要点は」
「一、二、三の要点を連続で」言わせる

律儀に要点を作る生徒さんでも、連続で言うために要点をさらにまとめたり、複数段落の要点を合成したりする必要が出てくる。

すると次の段落からは読み方にも変化が現れる。

黙読後に以前の段落に繋げて言わされるwので、はじめから以前までの「流れ」につながるように読み取ろうとするし、 この後を読んだ時にも思い出しやすいように、必要最小限度の情報にまとめるようになる。

つまり、目の前の語句・文だけでなく、文章全体の流れにも留意して読めるようになる。

トレーニングの効果

「文章全体の流れ」は説明文の構造(QBAab)そのものなので、読解公式を学び頭の中に棚ができていれば、それに流し込む形で理解できる

この積み重ねで
主:全体の構造、従:目の前の語句/文
という読み方を習得すれば、大学受験まで説明文を得点源にできる。

「流れ」がつかめれば

説明文の読解公式を習得したことになります。

あとは多読・多演習あるのみ

歴史の点数を上げたい受験生と保護者の方へ

年表・年号・地図・書き取りテストなど400枚のプリントがセットになった歴史教材で模試対策♪ 興味がある方はコチラ

2023年度生徒さん募集

2023年度の生徒さんの募集を開始しました(対面授業の一次募集)

東武野田線・伊勢崎線沿線・京浜東北線沿線にお住まいの新5年生で予習シリーズベースのカリキュラムの塾に通っている方が対象です。

詳しくはコチラのページを御覧下さい

お知らせ

新4年生の方を対象に学習相談/授業を実施します(サピックス新越谷校・南浦和校・大宮校の方が対象。締め切り2/1)。応募はコチラから

中学受験でお悩みの方へ

爽茶そうちゃ
中学受験をご検討/お取組中のお父様・お母様。
いつもお子さんのためにがんばっていただき、ありがとうございます!
受験に関する悩みはつきませんね。
「中学受験と高校受験とどちらがいい?「塾の選び方は?「塾の成績・クラスが下がった…「志望校の過去問が出来ない…」等のよくあるお悩みに「お悩みへアドバイス」で答えました。

また、自分だけで悩んでいると煮詰まってしまい、事態が改善できないかもしれません。講師経験20年の「そうちゃ」に相談してみませんか?対面/オンラインの学習相談/コンサルを受け付けているので、ご利用下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございました♪この記事があなたの役に立てたなら嬉しいです!

応援お願いします

タイトルとURLをコピーしました